研修で学んだことを現場で活用してもらうために

笑顔の効果

「人の話は、笑顔で聞きましょう」「なぜなら、相手が話しやすくなるから」

これは、よく耳にすることですよね。

最近、私は私生活でそれを体感しましたので、お伝えします。

 

ある祝日の月曜日、家の前にゴミ(可燃物)を捨てました。

私の住む市町村では、自宅の前にゴミを出す「個別回収方式」を取っています。

8:00ごろに、妻が家の前にゴミを出しました。

私が、10:00ごろに、何らかの用事で外に行くと、自宅の前にゴミが散乱していました。

ゴミ袋をカラスが突っついて、ゴミを散乱させたと思われます。

 

私が、インターフォンで家の中にいる妻子に伝えると、

すぐに子どもが、ほうきと塵取りを持ってきて、

私と子の2人でバタバタしながら「義務感」で片づけました。

 

ちょっと遅れて、妻が来ました。

妻は、笑顔いっぱいにしながら「カラスもおなかすいているんだねー、すごいねー」と

大爆笑しながら片づけていました。

私は「んなこと言ってないで、片づけて!」と思いながらも、

自然に私も笑顔になっていました。

これだけの話になります。

 

振り返ると、私と子の2人の時は、切迫感を持ちながら、

真剣に、スピーリーに一生懸命取り組みました。

感じたのは、義務感と焦燥感だったんです。

妻が来たら、場が明るくなり、私は余裕をもって取り組めました。

義務感はあるのですが、焦燥感がなくなり、心が軽くなりました。

その後、すぐに片づけ作業は終わりました。

 

たぶん、真剣だろうが、笑顔だろうが、

所要時間は変わらず、そして品質も変わらなかったと思います。

でも、取り組んでいるときの気分、終わった後の気持ちは違いました。

 

さて、みなさんは、日々、どのように仕事に取り組んでいるでしょうか?

真剣で、ピリピリと仕事をするのが悪いとは言いません。

ただ、疲れちゃうし、余裕がなくなるし、義務感だけでやることになります。

時間も品質も変わらないなら、笑顔の方が、楽しく話しながらの方が良いと思います。

自分からできなければ、笑顔の人がいたら便乗するようにするものといいなと思っています。