研修で学んだことを現場で活用してもらうために

結果が全て

「結果が全て」と言う人がいます。

これは正しい言葉でしょうか?

みなさんは、どう思います?

私は、この言葉は、本当に難しいと考えています。

 

というのは、短期的に見たら、「結果が全て」が正しいです。

・待ち合わせに間に合った(間に合わなかった)

・目標に到達した(しなかった)

・受注した(失注した)

 

ただ、短期で見ればその通りですが、

短期(今回は)結果が伴わなかったとしても、

これを糧にして、次の時に成功すればいいだけとも考えられます。

むしろ一番大切なのは、長期的な視点で結果を出すことがと思っています。

 

まぁ、当たり前ですが、世の中、短期の成功に一喜一憂することが多い気がします。

スポーツを観戦している人は、一度の失敗で、「あいつはだめだ」なんて言ったりします。

フアンはそう思うかもしれませんが、監督(コーチ)は長期での成長を願っているわけです。

企業では、管理職の人が「結果が全てだ」という言葉を使っている人が多い気がします。

確かに結果が全てですが、それを糧に成長させるのが管理職の役割です。

短気的な(その場その場の)結果(成功・失敗)を見て、

それを評価するだけなら、誰にでもできます。

 

さて、みなさんは、いかがでしょうか?

短期と長期、両方で考えて、「結果が全て」と考えているでしょうか。

人間万事塞翁が馬です。