研修で学んだことを現場で活用してもらうために

中立

多くの人が「中立に物事を考える」ということは大切と考えています。

一般的に、「中立」とは、A派とB派(例えば、保守派と革新派、多角化派と選択集中派など)に

分かれている中で、その「中間」で考えること定義されると思います。

どちらの派閥にも属さず、中立を保つ、客観的な見方をするという意味です。

永世「中立」国スイスのイメージです。

 

もちろんこれで正解なのですが、ただ「もう一つの正解もある」そうです。

それは、「中間」ではなくて、「両方の派閥の立場に立つ」ということです。

正確には、両方の派閥を行き来して、互いの立場や主張にしっかりと向き合うという意味です。

 

スイスの「中立」も良いことです。

両方の派閥に、共に【肩入れしない】のは良いことです。

ただ、にっちもさっちもいかないときには、

覚悟を決めてのめり込み、もう一つの「中立」を使ってもいいかと考えました。

「Aさんの意見もわかる、でも、Bさんの意見もわかる」という感じです。

【両方に肩入れする】ので、ドツボにハマるかもしれませんが、

それはそれで楽しいかと思います。

 

「中立」というと、客観性を保ち、第三者的にふるまうというかっこいい行為にも思います。

ただ、両方の陣営にとっぷりつかり、泥臭い「中立」もあるかと思います。

どちらかが良いのではなく、使い分けができると良いと思っています。