過去の自分と比較すること、他人と比較すること
年末年始、みなさんは、昨年の振り返り/本年の目標設定をされたでしょうか?
私も、いろいろと振り返りと目標設定をしまして、
今回はその中の一つ「歩数計の振り返り」の話をします。
私は携帯電話の歩数計を測定機にして、楽しんでします。
結果を見ると、2022年(約5000歩)と2023年(5003歩)で、
1日の平均歩数が3歩多かったです。
これは、1年を通して、昨年より10分間だけ多く歩いたということになります。
昨年を越えることが目標だったので、無事に達成しました。
(大みそかに数万歩歩きましたが…)
この振り返りを通じて、こんなことを考えました。
最近は、「昨日の・1か月前の・1年前の自分と比較(縦比較)しましょう」
「他人と比較(横比較)するのはやめましょう」ということが推奨されています。
それは正しいと思っています。
他人と比較ばかりして、自分の少しの(3歩の)成長を認められないのであれば、
他人と比較する必要はありません。
しっかりとがんばったことを、以前の自分と比較して、
自分を称えることに焦点を当てた方が良いです。
ただ、次の段階(ステージ)を見据えられる人だったら、
意識して他人と比較する方が良いと考えています。
というのは、5000歩とか、5003歩は、一般的に考えると少ないです。
8000歩が目安と言われているので、圧倒的に少ないです。
5000歩で満足することは悪くはありませんが、もっと上を目指せるのであれば、
しっかりと他人と比較して、健康の目安とされる8000歩/日を目標としてもいいと考えます。
他人との比較は良い部分もあります。
よくある例え話として、本来、ノミは2m飛べる。
しかし、コップを被せて10cmしか飛べなくすれば、コップを取り除いても10cmしか飛べない。
でも、他の2m飛んでいるノミを見ると、元のように飛べるように戻るという話があります。
他人と比較するから、自分の成長が見込めるし、自分の想像以上の成長も見込めます。
且つ、会社組織では、他人と比較することで、
自分の強みを把握できるし、他人の強みも理解できます。
そのため、ある段階までいったら、他人と比較するほうが良いと考えています。
もちろん、他人と比較すると心が折れる人は、
まずは自己成長を自分だけで考えるほうがいいです。
自信が着いたら、他人との比較をして、互いに互いを認め合い、
組織力を上げるようにつなげると最高だと考えています。
さて、みなさんの組織では、どちらの段階の人が多いでしょうか?
良い悪いではなく、現状を把握して、一人でも多くの人がステージを駆け上がると
学習する組織、発展する組織になっていくと考えています